怒涛の助演男優賞

「報知映画賞」に続き、「日刊スポーツ映画大賞」でも堺さん助演男優賞受賞だそうです。キヨスクで新聞をちらっと見たのに購入しなかった悲劇。まさかね、堺さんが載っているとは思ってなかったですよ・・・残念。

「クライマーズ・ハイ」原田監督も「石原裕次郎賞」受賞だそうです。併せておめでとうございます。

ファンとしては、やはり映画には堺さん目当てで行くわけで、堺さんを見てああでもないこうでもないと思ったり、堺さんに感情移入したりするわけです。少なくとも私はそういう見方をしてしまいます。だから堺さんの役が印象に残るのは当然といえば当然。

でもそうでない人が堺さんを評価するということは、それはもう欲目も何もないわけですから、純粋に堺さんの実力が評価されたことになるわけです。ファンとしてはそれが純粋に嬉しい。

「助演男優賞」は期待値を含めた賞とのこと。狂気を思わせる役も、柔和な役も、硬派な役もできる役者さんは結構珍しいのではないかと思います。今後の堺さんがまた楽しみです。

それにしても、今年の映画賞の助演男優賞を総なめにする気かな堺さん。

ＯＬにっぽん

いよいよ次回は最終回の「ＯＬにっぽん」。

最初は中国人へのあからさまな侮蔑の言葉が嫌で嫌でしかたなかったこのドラマも、回を重ねるごとに面白く見られました。

観月さん演じる神崎さんも、阿部さん演じるチビ太も、今になるまでどうなるかやきもきさせられたのも毎回見てしまう要因です。その点、上手く引っ張られた感があります。

最終回目前となってチビ太の過去が明かされ、怪文書はどうなったのかわからないものの、神崎さんがチビ太を意識し始めた・・・のかな？

チビ太の方はクビになってでも神崎さんを守ろうとしたみたいですが、ああまで会議の時に「神崎さん神崎さん」を連呼しなくても・・・と思いました。まあこういうのは惹きつけられるかどうかであって、リアリティじゃないしね、と納得することにします。

総務課がどうなるのか、チビ太と神崎の恋愛は、そして都留くんの悩みは、と結構色々な柱がありそうな最終回。せっかくここまで楽しめたのだから、どれにも決着がついてほしいなあと思います。

神崎さんとチビ太は、あの会社前の階段を利用してキスでもなんでもすればいいと思います。あれだけ身長差を前面に出したのだから。

阿部さんの中国語が好きなので、もう聞けなくなるのは寂しいなあ。またいつか、中国関連のドラマに出てほしいです。観月さんのまっすぐな役柄も結構好きなんだ。

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『グッドデザインカンパニーの仕事』

『グッドデザインカンパニーの仕事』が届きました。水野学さんの本で、誠文堂新光社から出ているものです。

お目当てはラーメンズ関連のポスター・グッズの写真。水野さんは多摩美時代の小林さん・仁さんの同期の方で、これらのデザインを一手に引き受けている人なのです。

水野さんのちょっとした「思い」がエッセイ風に書かれているのも興味深く読みました。「これもグッドデザインカンパニーがやったんだ！」という仕事もあったりして面白い。

ラーメンズのものを作るときには、

・ショップにＤＶＤが並んだ時の統一感
・仁さん小林さんの顔をあえて載せないことでの飢餓感
・ファンが持っていたくなるもの

をコンセプトにしているのだそうです。うん、私うまく乗せられてる。

ラーメンズ関連のものではない作品もどれもこれもおしゃれでセンスがよく、眺めていて飽きません。

まだネットで入手可能みたいです。こういうデザイン関係の本はあっという間に絶版になってしまうので、今がチャンス。と、こういう言い訳をして買ってしまった次第です。

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篤姫「無血開城」

「篤姫」も残り２回。近くのＮＨＫセンターの篤姫ポスターが色あせていて、始まってからの月日を感じました。

さて、西郷さんに斉彬さまの書状を渡し、自分の手紙も添えることで、なんとか無血開城にこぎつけた天璋院。江戸城という自分の家を出る悲しさからか、お仏壇の前でぼんやり。

「くるぞ、くるくるくる！」と期待も高まるというもの。すこし焦らしたあと、位牌が光った！蝋燭が揺れた！

「なんじゃー御台らしくもない！」

きたー！高い声きたー！バカ殿バージョンで家定さまの幽霊登場。

何を天璋院が思い悩んでいるのか、天国の旦那はお見通しだぞ、と言わんばかりに立て板に水でアドバイスをしていきます。いわく、

「そちに落ち度はない」
「いかなる形にせよ徳川の家は続くのだろう？ならばそれでよいではないか」
「城を枕に討ち死にか？つまらぬつまらぬ！」
「わしが残したいのは城でも家でもない、徳川の心じゃ」
「そちのいるところ、そこがすなわち徳川の城なのじゃ」
「ひたむきに生きよ」

うわ、いいこと言うなあ家定さま。これは、篤姫でなくても惚れる。こんなに信じてもらえたら、もう顔が堺さんでなくても惚れる。

薄緑色のうち掛けを着て、二本差しの公用着。私はてっきり閨の白い服で出るのだと思っていたので、（その恰好で身罷られたような？）意外でした。

そして、

「わしがいつも見ておるからの」

死者に言ってもらいたい言葉ナンバーワンのセリフを残し、去っていく家定さま。どれだけ大事にされているキャラクターなのかがわかる、１００点満点の出番でした。

最初、お一と生家の絆で引き込まれ、斉彬さまの理想に惹かれ、輿入れにときめき、奇天烈な家定さまをガン見して、篤姫との心の交流に涙し、後半はひたすら徳川家に尽くす天璋院の生きざまに胸打たれた今年の大河。残すはあと二回。徳川ＶＳ官軍も思ったより殺伐とせず、穏やかに最終回まで見ることができそうです。

これで正真正銘堺さんの出番はラスト。まずはファンとしてお疲れ様、と言いたいです。

さて、いつの間にやら４００００ＨＩＴ。いつもありがとうございます。こんな辺境の地のブログですが、カウンターとコメントが心の支えです。これからもよろしくお願いします。

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報知映画賞＆新情報

堺さん、報知映画賞助演男優賞受賞だそうで。「クライマーズ・ハイ」での受賞だそうですが、「アフタースクール」「ジャージの二人」も書いてありました。すごいなあ。

この興奮冷めやらぬ中、

来年３月７日公開予定「ジェネラル・ルージュの凱旋」にもご出演だそうです。こちらは今映画にドラマに話題沸騰中の『チーム・バチスタの栄光』第二弾。田口・白鳥コンビのシリーズです。

堺さんは救急救命が・・・とナビエッセイで書かれていたので、もしやセンター長役でしょうか。どどんと主演クラスで出てもおかしくない俳優さんになりました。前なら「救命士のチョイ役の誰かだろう」と疑ってかかってましたが。

まだＨＰなどはないみたいなので、今後どのように情報が出てくるか楽しみです。いても立ってもいられないので原作を読んでしまいそうです。ちょっと調べてみた感じでは３０代後半～４０代のセンター長だそうなので、ありうるとは思いますが・・・。

来年も躍進の年になりそうです。働き盛りの３５歳。どんどん出てほしいと思う一方で、いつまでもきゃあきゃあ言われず喫茶店で煙草を吸っていてほしいとも思う、複雑なところです。