「ベントラー・ベントラー・ベントラー」ＤＶＤ

やっとＰｉｐｅｒ１０周年記念公演第二弾、「ベントラー・ベントラー・ベントラー」のＤＶＤを見ました。

劇場で３回も見たのに、何故か新鮮な気持ちで見られるＰｉｐｅｒ作品。相変わらず圭哉さんは情けない感じだし、松尾さんは胡散臭いし、大洋さんは小さかったです。

今回はＤＶＤを買ったこと自体が遅かったので、情報が入ってきていないのですが、またケータイの吉本のサイトで着うたの配信があったのでしょうか・・・。「もじゃきくんの歌」はダウンロードして、かなり楽しんだのですが。

これはもうＣＤにするしかないのでは、と思いつつ、一般の人は何が何やらわからないだろうな、という気もしています。ＣＤ、欲しいけどな！

特典は「発熱猿人ショー」でおなじみのニセドキュメンタリー。大洋さんのまじめな詐欺っぷりが面白かったです。でもなんか憎めない大洋さんは、大王がおっしゃる通り喜劇王だと思います。

腹筋さんが主役のインタビューも、目的とするところがわからなくて逆に面白かった。３回くらい見ましたが未だ何をしたいのかわかりません。

歌シリーズの力の抜けた加減や、大王に付けたマイクの意味のなさ（全然自然じゃない）もＰｉｐｅｒらしいなあと思いました。

パッケージで知ったのですが、お屋敷シリーズはこれで一応の完結だそうで。でも大王のことですから、どこかでまたこの三人に会わせてくれそうな気がしてなりません。ひろゆきフォーエバー！

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久々はんこ！エレキコミック

こんばんは。「情熱大陸」の興奮が未だ冷めやらないですが、落ち着くために堺さん以外のことを。

先日エレキコミックの「了解。今向かってる」を見まして、エレキのセンスが好きだ！となりました。この感じ、きっと私ははんこを彫るぞ、と思ってはいたのですが。案の定。

やっつん（やついさん）はともかくだっつん（今立さん）が難しい・・・。どうしてもかっこよくなってしまう。いやかっこいいんですが、それはしゃべりや動きがきらきらしているわけであって、結構普通のお顔立ちなんですよね・・・。

何度か書きなおした末にこんな感じになりました。相変わらず色眼鏡という名のフィルターがかかっています。

「了解。今向かってる」２月２４日夜公演

エレキコミック第１７回発表会「了解。今向かってる」、２月２４日初日に見てきました。

レッドカーペットに出場したり、周りでも知っている人が増えてきたエレキコミック。やついさんの変幻自在なボケと、今立さんの華麗なツッコミが鮮やかなコントコンビです。

ラーメンズにはまったのが一昨年の秋。「ＴＥＸＴ」は生で見られなくて、実質お笑いの単独公演を見るのはエレキが初。

エレキなら安心、とチケットを取って、いそいそ見に行った甲斐があった！

「走れメロス」をもじって、携帯画面の映像を駆使して、「了解。今向かってる」と公演タイトルに引き込んだところからもう嬉しくて虜になりました。「ああ！なるほど！」っていう驚きが好きなんです。

お友だちに伺ったところ、エレキの十八番である「ＣＭパロディ」は、安田生命と家庭教師のトライと、あとキムタクのギャズビィが典拠。家庭教師のトライのやつで、今立さんの顔が氏神一番さんになったときには笑いました。

氏神一番さんが移籍して、同じ事務所の所属になったからだー！とね。

ラーメンズ片桐さんとエレキのユニット「エレ片」ではお馴染みのやついさん女装コントは、なんだか思ったより艶めかしくて、艶やかさって顔じゃないんだ！と失礼なことを思いました。いや、普通に美しかった。

多少お疲れなのかエンジンがかかっていないのか、二人が乗ってくるまでに時間はかかりましたが、初日、ということを差し引けば充分面白かったです。また行きたいなー。

グッズも可愛かったし。ＣＤ欲しかったな。

カーテンコール（って呼んでいいのかな？）で

「Ｔシャツとストラップ合わせて３０００円！」

と、まったく値引きになっていない抱き合わせ売りを始めたやついさんが面白かったです。まあ、ストラップしか買わなかったんですけど。Ｔシャツは可愛すぎて、大事に取っておきそうで嫌だったんですよね。未だに色々な舞台のＴシャツをしまってある箪笥のことを思うと、ね。

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パンク侍斬られて候 １月２４日夜公演

「パンク侍斬られて候」の１月２４日夜公演を見てきました。東京公演です。

山内圭哉さん作・演出ということで、未知の領域だったのですが、いや、すごかった。なにがすごかったって、映像がすごかった。

実はこの作品、初演の時に興味を持って原作を読んだんですが、よくわからなくて。それを映像で見るとどうなるのかなあと不安８割くらいで行ったんですが。

まず最初の方、中山祐一朗さんが出てきた瞬間に力が抜けまして、あとはするっと楽しむことができました。

ともすれば悲愴になる復讐譚を、終盤になるまで忘れていました。映像がいい意味でばかばかしくて、現実味がなかったのが勝因かもしれません。

舞台セット自体は中央に客席に向かう傾斜があるのですが、それが後半意味を持った時には「おおお」となりました。それまでは「やりづらそうだなあ」としか思わなかった。

人が斬られるシーンも、大げさなデフォルメを施すことで嫌な感じになりませんでした。やたら人が死ぬのに、最後の最後まで嫌な気持ちにならなかった。だからこそ、最後に復讐が全うされたとき、初めて後味の悪さを感じました。それも計算なのかもなあと思います。してやられた。

中山さんは、初演で、天才・福田転球さんの演じた役を、気負いを感じさせずに演じていました。「てんてんてんつくてんてんてん」があんなにに会う人を初めてみました。

宇梶剛士さんは、キーマンと言うのでしょうか・・・。キー・サル？あんなに伸び伸びと演じられては、股間を凝視している場合ではない。のに、見てしまう股間。私だけがふしだらなわけじゃないと思いますよ。誰でも見ると思う、あの感じでは。

おかっぺさんは圭哉さんに愛されているなあと思いました。あの人を見るといつもいたたまれないんだ。あまりに一生懸命すぎるからかなあ。二回目ということもあるでしょうが、演技が独特なのに下手ではなくてびっくりです。

カリカの林さん。初めて拝見したのですが、眼鏡の似合うドＳな感じが非常に好みで・・・。好みで・・・。圭哉さん演じる掛さんとの掛け合い（洒落じゃないですよー）がたまんないなあと思いながら見ていました。

趣味でＳＭをしているときに（なぜか女物の下着を付けている）掛さんが訪ねてきて、

林さん「話がある」
圭哉さん「・・・ムリです！」
林さん「いや、そうじゃなく」
圭哉さん「え、ぼくがネコですか！？」

と。

この間が非常によくてですね。会場がどっかんどっかん笑っていました。この圭哉さんの情けない声を高みにまで押し上げたのが後藤さんだと思うと、後藤さんわっしょい！という気分です。

福田転球さんは、蓬髪がとてもよくお似合いで。殺陣の野趣あふれる感じがぴったりでした。動きがすごいんだよなあ。かっこいい。時代劇とかに出てくれたら確実にかぶりついて見ると思います。圭哉さんとの殺陣の映像が面白かった。二人とも人間じゃない。

圭哉さん。自分のよさを完全に理解しているようなセリフ回し、演出が心憎かったです。着物もお似合いで。「地獄八景・浮世百景」のときも思いましたが、着物が似合う体型なんですな・・・。しかも大きな柄をあしらったのが似合いすぎるというか。おそろしいくらいかっこいい。

カテコのときに、圭哉さんだけ中央で座ってお辞儀をするのですが、それも台本の中にあるのかと思うくらいかっこよかった。あわよくばしゃべらないかなあと思ったのですが、「なんやねん」みたいな暴言はありませんでした。残念。

音楽も圭哉さんによるものだそうですが、ジズモンクスを彷彿とさせるパンクでかっこよかったです。これがＣＤにならないのはもったいない。出たら買うのになー。歌詞付けて売り出さないかなあ。吉本だから売れるとなればやるとおもうのですが。転球さんと、中山さんと、宇梶さんと、林さんと組んで、「パンク侍。」みたいな名前で。どうでしょうか。

グッズも圭哉さんファンにはたまらないものばかりでした。迷った挙句、縦長のポスターとステッカーとパンフレットを購入。パンフレットは綴じられてなくて、開けばポスターとして使えそうなデザインでした。キャストの頬に刺青があしらってあるのですが、それぞれのイメージに合っていて、デザイナーさんの仕事は大変だと思いました。

圭哉さんの、圭哉さんによる、圭哉さんのための舞台。

やりたいことをやったんだろうなあと伝わるので、とても面白かったです。

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「Ｌｏｏｋ ａｔ ＳＴＡＲ」 ２月号

情報をいただきまして、「キネマ旬報」を立ち読み。

ジェネラル堺さんにひとしきり「皇帝！皇帝！」とエールという名の邪念を送ってきました。役柄に向かう真剣な顔は非常によかったんですが、どうしよう買うべきか買わないべきかお財布に相談だ！とクールダウンするために開いた「Ｌｏｏｋ　ａｔ　ＳＴＡＲ」に釘付け。

「キネマ旬報か、Ｌｏｏｋ　ａｔ　ＳＴＡＲかどっちかにしなさい」という心の声に従うとなると、今回はこっちです・・・と、レジに持っていったのは「Ｌｏｏｋ　ａｔ　ＳＴＡＲ」でした。堺さんごめんなさい。でももう少ししたらきっといろいろな雑誌で特集記事が組まれると思うんだ。その時はきっと買うから！と、今回は断念。

なぜなら、「冬の絵空」の舞台レポに加え、山内圭哉さん・宇梶剛士さんの「パンク侍」インタビューと、今月見に行く舞台の記事があったから。

「パンク侍」は再演をこれでもかと待っていたので嬉しいし、「冬の絵空」はとても評判がいいみたいです。たぶん舞台を見たらはんこを彫りたくなると思うので、今のうちに少しでもビジュアルを見ておきたいなあ、と。

でも橋本じゅんさんと仁さんの絡みをみてしまったのは痛いネタばれかも・・・。今度から気を付けることにします。

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