消しゴムはんこで好きなものを作ります。俳優の堺雅人さんとか。ラーメンズとか。時折思い出したように絵も描きます。舞台も見ます。ドラマも好きです。
好きなものをごったごたに集めたブログです。お楽しみいただけたらこれ幸い。
Since2006.3.17
「パンク侍斬られて候」の1月24日夜公演を見てきました。東京公演です。
山内圭哉さん作・演出ということで、未知の領域だったのですが、いや、すごかった。なにがすごかったって、映像がすごかった。
実はこの作品、初演の時に興味を持って原作を読んだんですが、よくわからなくて。それを映像で見るとどうなるのかなあと不安8割くらいで行ったんですが。
まず最初の方、中山祐一朗さんが出てきた瞬間に力が抜けまして、あとはするっと楽しむことができました。
ともすれば悲愴になる復讐譚を、終盤になるまで忘れていました。映像がいい意味でばかばかしくて、現実味がなかったのが勝因かもしれません。
舞台セット自体は中央に客席に向かう傾斜があるのですが、それが後半意味を持った時には「おおお」となりました。それまでは「やりづらそうだなあ」としか思わなかった。
人が斬られるシーンも、大げさなデフォルメを施すことで嫌な感じになりませんでした。やたら人が死ぬのに、最後の最後まで嫌な気持ちにならなかった。だからこそ、最後に復讐が全うされたとき、初めて後味の悪さを感じました。それも計算なのかもなあと思います。してやられた。
中山さんは、初演で、天才・福田転球さんの演じた役を、気負いを感じさせずに演じていました。「てんてんてんつくてんてんてん」があんなにに会う人を初めてみました。
宇梶剛士さんは、キーマンと言うのでしょうか・・・。キー・サル?あんなに伸び伸びと演じられては、股間を凝視している場合ではない。のに、見てしまう股間。私だけがふしだらなわけじゃないと思いますよ。誰でも見ると思う、あの感じでは。
おかっぺさんは圭哉さんに愛されているなあと思いました。あの人を見るといつもいたたまれないんだ。あまりに一生懸命すぎるからかなあ。二回目ということもあるでしょうが、演技が独特なのに下手ではなくてびっくりです。
カリカの林さん。初めて拝見したのですが、眼鏡の似合うドSな感じが非常に好みで・・・。好みで・・・。圭哉さん演じる掛さんとの掛け合い(洒落じゃないですよー)がたまんないなあと思いながら見ていました。
趣味でSMをしているときに(なぜか女物の下着を付けている)掛さんが訪ねてきて、
林さん「話がある」
圭哉さん「・・・ムリです!」
林さん「いや、そうじゃなく」
圭哉さん「え、ぼくがネコですか!?」
と。
この間が非常によくてですね。会場がどっかんどっかん笑っていました。この圭哉さんの情けない声を高みにまで押し上げたのが後藤さんだと思うと、後藤さんわっしょい!という気分です。
福田転球さんは、蓬髪がとてもよくお似合いで。殺陣の野趣あふれる感じがぴったりでした。動きがすごいんだよなあ。かっこいい。時代劇とかに出てくれたら確実にかぶりついて見ると思います。圭哉さんとの殺陣の映像が面白かった。二人とも人間じゃない。
圭哉さん。自分のよさを完全に理解しているようなセリフ回し、演出が心憎かったです。着物もお似合いで。「地獄八景・浮世百景」のときも思いましたが、着物が似合う体型なんですな・・・。しかも大きな柄をあしらったのが似合いすぎるというか。おそろしいくらいかっこいい。
カテコのときに、圭哉さんだけ中央で座ってお辞儀をするのですが、それも台本の中にあるのかと思うくらいかっこよかった。あわよくばしゃべらないかなあと思ったのですが、「なんやねん」みたいな暴言はありませんでした。残念。
音楽も圭哉さんによるものだそうですが、ジズモンクスを彷彿とさせるパンクでかっこよかったです。これがCDにならないのはもったいない。出たら買うのになー。歌詞付けて売り出さないかなあ。吉本だから売れるとなればやるとおもうのですが。転球さんと、中山さんと、宇梶さんと、林さんと組んで、「パンク侍。」みたいな名前で。どうでしょうか。
グッズも圭哉さんファンにはたまらないものばかりでした。迷った挙句、縦長のポスターとステッカーとパンフレットを購入。パンフレットは綴じられてなくて、開けばポスターとして使えそうなデザインでした。キャストの頬に刺青があしらってあるのですが、それぞれのイメージに合っていて、デザイナーさんの仕事は大変だと思いました。
圭哉さんの、圭哉さんによる、圭哉さんのための舞台。
やりたいことをやったんだろうなあと伝わるので、とても面白かったです。
実はこの作品、初演の時に興味を持って原作を読んだんですが、よくわからなくて。それを映像で見るとどうなるのかなあと不安8割くらいで行ったんですが。
まず最初の方、中山祐一朗さんが出てきた瞬間に力が抜けまして、あとはするっと楽しむことができました。
ともすれば悲愴になる復讐譚を、終盤になるまで忘れていました。映像がいい意味でばかばかしくて、現実味がなかったのが勝因かもしれません。
舞台セット自体は中央に客席に向かう傾斜があるのですが、それが後半意味を持った時には「おおお」となりました。それまでは「やりづらそうだなあ」としか思わなかった。
人が斬られるシーンも、大げさなデフォルメを施すことで嫌な感じになりませんでした。やたら人が死ぬのに、最後の最後まで嫌な気持ちにならなかった。だからこそ、最後に復讐が全うされたとき、初めて後味の悪さを感じました。それも計算なのかもなあと思います。してやられた。
中山さんは、初演で、天才・福田転球さんの演じた役を、気負いを感じさせずに演じていました。「てんてんてんつくてんてんてん」があんなにに会う人を初めてみました。
宇梶剛士さんは、キーマンと言うのでしょうか・・・。キー・サル?あんなに伸び伸びと演じられては、股間を凝視している場合ではない。のに、見てしまう股間。私だけがふしだらなわけじゃないと思いますよ。誰でも見ると思う、あの感じでは。
おかっぺさんは圭哉さんに愛されているなあと思いました。あの人を見るといつもいたたまれないんだ。あまりに一生懸命すぎるからかなあ。二回目ということもあるでしょうが、演技が独特なのに下手ではなくてびっくりです。
カリカの林さん。初めて拝見したのですが、眼鏡の似合うドSな感じが非常に好みで・・・。好みで・・・。圭哉さん演じる掛さんとの掛け合い(洒落じゃないですよー)がたまんないなあと思いながら見ていました。
趣味でSMをしているときに(なぜか女物の下着を付けている)掛さんが訪ねてきて、
林さん「話がある」
圭哉さん「・・・ムリです!」
林さん「いや、そうじゃなく」
圭哉さん「え、ぼくがネコですか!?」
と。
この間が非常によくてですね。会場がどっかんどっかん笑っていました。この圭哉さんの情けない声を高みにまで押し上げたのが後藤さんだと思うと、後藤さんわっしょい!という気分です。
福田転球さんは、蓬髪がとてもよくお似合いで。殺陣の野趣あふれる感じがぴったりでした。動きがすごいんだよなあ。かっこいい。時代劇とかに出てくれたら確実にかぶりついて見ると思います。圭哉さんとの殺陣の映像が面白かった。二人とも人間じゃない。
圭哉さん。自分のよさを完全に理解しているようなセリフ回し、演出が心憎かったです。着物もお似合いで。「地獄八景・浮世百景」のときも思いましたが、着物が似合う体型なんですな・・・。しかも大きな柄をあしらったのが似合いすぎるというか。おそろしいくらいかっこいい。
カテコのときに、圭哉さんだけ中央で座ってお辞儀をするのですが、それも台本の中にあるのかと思うくらいかっこよかった。あわよくばしゃべらないかなあと思ったのですが、「なんやねん」みたいな暴言はありませんでした。残念。
音楽も圭哉さんによるものだそうですが、ジズモンクスを彷彿とさせるパンクでかっこよかったです。これがCDにならないのはもったいない。出たら買うのになー。歌詞付けて売り出さないかなあ。吉本だから売れるとなればやるとおもうのですが。転球さんと、中山さんと、宇梶さんと、林さんと組んで、「パンク侍。」みたいな名前で。どうでしょうか。
グッズも圭哉さんファンにはたまらないものばかりでした。迷った挙句、縦長のポスターとステッカーとパンフレットを購入。パンフレットは綴じられてなくて、開けばポスターとして使えそうなデザインでした。キャストの頬に刺青があしらってあるのですが、それぞれのイメージに合っていて、デザイナーさんの仕事は大変だと思いました。
圭哉さんの、圭哉さんによる、圭哉さんのための舞台。
やりたいことをやったんだろうなあと伝わるので、とても面白かったです。
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