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消しゴムはんこで好きなものを作ります。俳優の堺雅人さんとか。ラーメンズとか。時折思い出したように絵も描きます。舞台も見ます。ドラマも好きです。 好きなものをごったごたに集めたブログです。お楽しみいただけたらこれ幸い。 Since2006.3.17
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いつもは中盤から後半にかけて出現率が高い志摩野@堺さん。今回は最初にふらりとあらわれたので、慌てて観る体勢を整えました。

郷田が閉じ込められたエレベーターがあったと思われる現場(?)に、見覚えのあるスーツ・ネクタイで登場の志摩野。「俺は全部見てたぜ」的にまったく事件に触れることなく、唐突に郷田と話し始めます。

「今を生きるのに過去は必要ない」

と持論をつきつけ、「25年前の事件になにか関係があるのか?」と当然浮かぶべき質問をぶつける郷田に

「25年前、私は上海にいました」

とゆっくりと答えます。・・・過去は必要ないんじゃないの?と思わず突っ込んでいると、中国語が!中国語が!ええ!?過去は必要ないんじゃないのー!?それでも切り離せないことは仕方ないと思ってるの!?

質問自体をつっぱねると思っていたので、この中国語にいささか意表を突かれる形になりました。それにしても中国語。綺麗な発音。聞き取りやすかったです。さすが中国語検定3級は伊達じゃありません。

完全に郷田を威圧するために繰りだしたとしか思えない最終兵器。言いたいことをまくしたて、

「サチさんにも心汚れることなく、美しいものだけを見ていてほしい」

とまとめます。お父さんかよ!

去ろうとする志摩野。腕を取る郷田。払いのける志摩野。キャッチの郷田。わずかに視線が交わされた後、嬉々として郷田が

「公務執行妨害で逮捕する」

と言うときの表情!このリズムと緊張感にぞくぞくしました。この二人すごい!!

出ずっぱりの堺さん、お次は太田西署のシーン。

きょろきょろと部屋を見回して、「ここは取調室ではありませんね」と無表情でのたまいます。郷田は公務員ではないので、公務執行妨害は成立しないとのこと、それを承知で連れてきた郷田の豪胆さが際立つエピソード。

「言うこときかないので」
「言うこときかないのはお前の方だろ」

の、郷田と丸山さんのやりとりが面白い。

さっそく質問を浴びせようとする郷田に、「聞かせていただきたいのは私の方です、郷田さん」と、なぜ時効が成立した事件を日本に帰ってきてまで追っているのか尋ねる志摩野。あなたはこのドラマの脚本ですか、神の視点ですかと聞きたくなるほどいろいろなことを承知していらっしゃる。これかー。これが報告書の中身か。そうだとしたら調査官が優秀だったんでしょうね。郷田とサチがパリで会ったことも知っていたもんね。

インターポールの所属部署に、仕事の中身。

「もっともっと悲惨で陰湿な事件を見てきたんじゃないですか?葛城佐智絵さんの事件なんかかすんでしまうくらいに」

長い台詞を淡々と無表情で吐く堺さんに惚れ直しました。こんな演技もできるんだ・・・。

言葉に詰まったり、葛城パパと関係をほのめかしたりと、結構いろいろな情報を警察側に与えていたような気がする今回の志摩野。あんまり謎めかなくなっちゃうと、フェードアウトも考えちゃうので、出てほしくないような、もっと江口さんや小日向さんとのやりとりを見たいような・・・。複雑だ。

志摩野が警察署から去った後、クロスケを飲みに誘う郷田。すかさず乗ってくる丸山。

「三人で」
「二人で」
「三人で」
「二人で」
「丸山くん」
「三人で」

のテンポの良さに舞台役者魂を感じました。こういうの見ちゃうときゅんとしちゃいます。舞台好きだからなあ。

場所は変わって郷田家。台所に二人で立ってお鍋の用意。中居くんの声が聞こえました。

ちりんちりん!「オーダー!洋風のお鍋!」

だって「いろいろぶっこむか」で取り出したのがトマトですよ?大根も用意していったのに・・・。スパムはトマトに合いそうですけどね。ただ結局残ったお鍋を覗いてみると、トマトが入った痕跡が・・・。富岡さん@谷ショの「うまそうだなあ」の言葉を信じて、美味しかったことにしましょう。

ここで一句。
「谷ショーは ソファーで寝てても イイオトコ」

お粗末でした。

そして。

まだ出る志摩野。今度は葛城家でお母上のフォロー。

「佐智絵さんの記憶を抹消していたという抑圧が、佐智絵さんを殺したという記憶につながったのかと。私も同じ意見です。時効が成立している限り、あの事件で誰かが罰せられるということはないんです」

ここでも言いたいことだけ言って帰る。本当に志摩野は「謎の男」。真意はまだわかんないなあ。

今回は、郷田のこの後のセリフ、
「寒いね。どこかはいろうか。おやこんなところに君の家が」

や、丸山さんの「ネクタイ曲がってない?髪大丈夫!?」に失礼ながら笑ったことと、黒木パパの「君は案外簡単な男だったな」という黒い台詞にやられました。

せっかくの晴れの舞台、初めて手にした賞状を破ろうとして破れなくて、結局返しちゃった丸山さんも可愛かった。「やりますねえ、マルスケ!」と郷田に言われて、嬉しそうな、でも「やっちゃったよ」みたいな、複雑な小日向さんの表情をもう少し映して欲しかった。すぐCMになっちゃうんだもん。

そんなマルスケの態度を見て、不敵に笑う黒木パパは、やはり黒幕の器だと思います。でもこの怪しい態度が自分の息子を成長させるためだとしたら、ころっといいパパに見えそうですごいです。

終盤は、何故か郷田妹の車のトランクに新藤の死体が。俄然怪しいのは富岡じゃん!ごろりと腕が飛び出た状態で、くるまれたブルーシートをめくってみる郷田妹の肝っ玉を、純粋にすげえと思いました。クロスケじゃ尻に敷かれちゃうな。

来週は、「自らの手で裁きを下した」という声が聞こえたことと、警察署内すごいメンバーの中で手前左に陣取った志摩野が見所です。予告に出ると安心する。でもいっそ殺されちゃうのもアリだなあ。また死にゆく演技を楽しむ堺さんが見られるなら。上海に帰るのとかはやだよ。

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