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消しゴムはんこで好きなものを作ります。俳優の堺雅人さんとか。ラーメンズとか。時折思い出したように絵も描きます。舞台も見ます。ドラマも好きです。 好きなものをごったごたに集めたブログです。お楽しみいただけたらこれ幸い。 Since2006.3.17
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三谷氏の舞台。

DVDを買いました。だってチケット全然取れなかったんだもん。

それで今日、お友達の家で見てきました。自分でもみたので二回目。

群集劇、もしくはべったべたのコメディーは何度見ても楽しめるのですが、このコンフィダントという作品はテーマがしっかりしているので、二回目を面白く見られるか心配でした。

杞憂に終わったんですけど。


ぶっとんでいて常識なんて考えなくていいゴッホ。

世間的には認知されてきている自負もあるのに、ゴッホの才能には敵わないと天才ゆえに理解してしまうスーラ。

凡人と天才のはざまゆえ、どちらの気持ちもわかってしまうゴーギャン。

そして凡人ゆえ誰が天才か考えようともしないシュフネッケル。

天才と毎日顔を合わせなければいけない状況だと、毎日自分が劣っている人間だと自覚させられる。

「絵以外のすべてでゴッホに勝つ」

と宣言するゴーギャンの言葉が、ぐっと心に入り込みました。世話をすることによって、天才に必要とされている自分に浸ることができて、いくぶんか劣等感が和らぐんだ。

だからこそ天才が「友達だ」というのに違和感を感じる。こっちは友達だとおもってねえぞ、と。

なんとなく、なんとなくですが理解できます。だからこそ辛かった。

まあこんなの後付けの感想で、見ながら友人と

「ああすごい。寺脇さんはすごい」

と繰り返し言っていた、それだけなんですが。友人の言っていた、

「女は時にすべてを見通す」

が印象に残っています。

三谷さんという名前だけで売れた作品とは思えない、きっと見る年齢によって重ね合わせる人物が異なり、違う感想を持てるんじゃないかと思える舞台です。
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