『ナイチンゲールの沈黙』

海堂尊さんの『ナイチンゲールの沈黙』読了。

言わずと知れた白石＆田口シリーズ、堺さんの映画出演される『ジェネラル・ルージュの凱旋』の前に当たります。

『チームバチスタの栄光』は読んだことがあり、白石＆田口先生は知っていたのですが、『ジェネラル～』を読むかどうか迷っていて、まあ読むならその前である『ナイチンゲール』を読まなくちゃなあと思ったので、読み始めた次第です。

読んでみて。

一気に読めました。医学用語は全くわからないし、これといったもの以外全然説明なしなんですが、それにもめげないで、というか気にすることなく読めてしまいました。なんでだろう。会話のテンポもいいし、けっこうこまめに「え、なんで！？」と言った事象が起こり、解決していくからでしょうか。

あとまったく期待していなかったのに速水ジェネラルが出てきた瞬間、ぶわっと頭の中がアドレナリン一色になりました。たぶんそれが一番の要因。

田口先生と同期設定とか、若い女の子を全部もってっちゃうとか、意外にもミーハーだったり、人間的に魅力あふれるジェネラル。これを堺さんが・・・と思いつつ、堺さんの声で、仕草で想像するだけで十分楽しめました。もちろんストーリーが面白かったから、こういう遊びができたんですけど。

残念ながら堺さんのエッセイで書かれた「ぶぁっかもん」はなかったのですが、「ぶぁっか」がありました。本を読みながら「ひょおおお！」と変な声が出たのは内緒です。

これは『ジェネラルルージュ』も読むしかありません、と覚悟を決めました。本屋さんに行こう。

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福家警部補の挨拶～オッカムの剃刀～

年始のドラマで一番楽しみにしていた「福家警部補の挨拶」。去年ストロ内大ヒットの大倉崇裕さんが原作で、コロンボや古畑任三郎のような「倒叙モノ」といわれるミステリーです。最初に犯人がわかっちゃって、探偵役が追い詰めるのを楽しむミステリー。

あんまり名探偵が女性というのは好きではないのですが、福家警部補のぶっ飛んだキャラクターがいいなあ、と思っていた作品。脳内キャスティングは完全に夢破れた状態ですが、永作博美さん演じる福家警部補のビジュアルが思いのほかよかったです。

野暮ったい眼鏡！

「冗談ならもっと面白いことがいえます」って言われても言えなさそうな感じ（そして案の定言えてない）！

部分部分を見るとなんだかお金がかかっていそうなのに、全体的にみると残念と言わざるを得ないファッション！

どれもこれもよかったです。そして犯人役の草刈さんの狂気がとてもよかった。

観る前は「面白くなかったら・・・」なんて思っていたのですが、

１５分見ただけでなんだか舞台っぽい遊び心にときめきました。なんてことはない。脚本が福原充則さん。去年の〆の舞台、「ジャージマン」の演出をされていた方です。嫌いじゃない！むしろ好きだ！なので面白くないかもなどと一瞬でも思った私がおバカだったわけです。

舞台好きにはたまらない、池田成志さんの殺されっぷりもよかった。
「なんだ、猫か・・・」
って、いくら目が悪いとは言え、おじさんの声を猫の声とは間違えません。私も視力はかなり悪いですが、その私をして「マジでー！」と言わしめた最期でした。あと無駄にうまいダンス。スタントマンさんを使っている・・・のでしょうね。掛布さんのライター一個のためだけに、あのブレイクダンスはひどい。

日村さんの小さいオトコっぷりもよかったし、きたろうさんは鉄板だし、なんだか小泉孝太郎さんが生き残っていることに安堵したし。

これ、視聴率どのくらいだったのでしょう。よければスペシャルをまたやってくれるかも、と期待しつつ、こんな世界の片隅のブログで言っておきます。第二弾希望！！

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あけましておめでとうございます。

丑年です。

みなさまにとって、そして堺さんにとって、あと欲張りながら私にとって、よい年になりますように。

いつもありがとうございます。

お神酒を飲んでいい気分です。おやすみなさい。

祝！主演映画！！

堺さん「南極料理人」という映画に主演だそうで、おめでとうございます！！年の瀬に結構な量の仕事情報が入ってきて、正直きりきりまいです。キャパが小さい。

今年は家定さまからアフタースクールからジャージからクライマーズハイから、スペシャルドラマが二本と、一年中堺さんのお名前をどこかしらで見られる年でした。

来年ももういくつもお仕事をされているので、そんな年になればいいなあと思いつつ。

映画の賞まだいくつもノミネートされているし、もう少ししたら年度末の映画・舞台雑誌の特集も始まるし、いまからそわそわしています。

来年も堺さんにとって、またこんなブログにお越しくださる奇特で素敵なみなさまにとって、良い年となりますように。

今日はバラエティの家電芸人のやつが面白かったです。今からオンバトの５００キロバイト以上のなんちゃらがあるので、一応それをチェックです。ＴＶで忙しいって。平和だなあ。

篤姫総集編第二夜

篤姫総集編、２７日は見ることができました。

前日は・・・熱で「上様・・・」とうわ言のように繰り返してはみたものの、同居人の許可がおりませんでした。無念。

江戸城編からは見られたのでよし、としよう。

「篤姫」本篇の絆が深まった後の二人ももちろん好きなのですが、やはりうつけの上様がそれはもう大好きなので、今日の総集編は面白かった。編集もよかったし。

さすがに家定堺さんの評判がよかっただけあって、

母上をアヒルに描いたり、

かくれんぼしたり、

あくびをしたり、

アヒルを追ったり、

ネズミをばらまいたり、

見得を切ったり、

どのシーンも余すところなく放送してくれました。そうかと思うと池に落ちそうになる嫁（未満）を「ちっ」とした表情で抱きとめたり、そのギャップに改めてこの役を堺さんにしてくれた人あっぱれ！と思いました。

どのシーンの堺さんも生き生きしているような気がします。まあ、あちこちのインタビューでさんざん篤姫について語っている堺さんですので、嫌な仕事ではなかったのだと思いますが、それも脚本ゆえ、あおいちゃんの篤姫ゆえ、ということなのでしょう。

改めてお疲れ様でした、と言いたいです。

今年もあとわずか。

年を越せば「トライアングル」「ジェネラル・ルージュの凱旋」が待っています。年末年始の特番に一つくらいは出てくれないかなあと思いつつ、明日は出かけるので総集編は見られません。

皆様よいお年を！

いや、またきっと年内に書きに来ますが。

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