篤姫 桜田門外の変

今日も家定さまの回想がありました。これって異例のこと・・・でしょうね。風林火山だって功名が辻だってキーとなる人物の死は描かれてきましたが、こんなに何回も回想が出てくることなんてなかったような気が。

言わずもがなで山南さんもね。

未だにＮＨＫに寄せられる「家定さまをもっと出して」の声に応えた結果なのでしょうか。

今日は幾島との別れが描かれ、勝海舟との出会い（これ何歳の設定なのだろう）、ジョン万次郎との再会、実は瑛太は篤姫が好きだったのだ、と万次郎の爆弾発言と結構なボリュームがありました。まあ、同窓会にありがちですからね。「実はあの頃僕は君が好きだったのだ」的な発言は。

そのせいで桜田門外の変がすこしボリュームダウンしたのが残念です。人気、出なかったのかな。井伊直弼は。まあ、悪役に徹した感はあるもんな。あの目張りが最後まで気になった人は多かったはずです。

ひな祭り、季節はずれの雪、そして政変。

絵としてとても美しいし、私は井伊直弼が好きなので最後かけ足にしか描かれなかったのが残念です。でも篤姫との心の交流を描いたあとに、大奥の様子と桜田門の様子を交互に映すのが心憎い演出だと思いました。スローな二つの場面がとても美しかった。

まあ、篤姫の織った布を手に持っているのはやりすぎなんじゃないかと思いましたが。思いをはせるくらいでよかったのかなあ、と。

必死で橋本じゅんさんの姿を探してしまった私はまだ「組！」に毒されています。アングルが似ていて、「あれこれデジャブじゃない！？」と思いました。お前が二回見ただけやー！Ｂｙボンちゃん。

このあとこの場に堺さんと佐藤浩市さん・・・でなくて山南さんと芹沢鴨が来るのかと思うと感慨深いです。「尽忠報国の士、あっぱれなり！」でお酒をぶーっとね。いっそ山南敬助として堺さんを起用すればいいのにと思いました。まあ、お話にはまったく関係ないでしょうが。

次回いよいよ皇女和宮が登場です。また騒がしくなる大奥。ちょっぴりヘタレな松田翔太くんの演技に釘づけの一時間になりそうです。

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Ｘデー

とうとう、とうとうこの日が・・・。

今日は朝から落ち着かず、そうだ先に泣いておこうと「組！」の「友の死」を見ました。まだ号泣できるよ、これで。もう何回見たのか。

そんな予防線なんて軽々クリアで８時からも泣いたんですけど。同じ回に二人も死んじゃうんだもん・・・。知ってても泣ける。

幾島が、斉彬の死を聞いて、「天下に並びなき名君と謳われた殿が御年５０で身罷られるなんて、どんなにか無念だったろう」というシーンがあるのに対して、上様に関してはまったく言及されないというか、静謐というかで、そこがまた逝去のあとの寂しさ、上様の無念さをいや増していると思いました。

「物言わぬ」感じというか。うまく言えないんですが・・・。上様の死が描かれなかったのも、とても綺麗な演出で好きです。語彙が少ないな。

井伊大老、裏切ったら世の堺ファンから恨まれるけどよろしいか。といいたくなるくらいのなんだか裏切りそうモードです。梅雀さんの目張りが気になって仕方ありません。

次はいよいよ天璋院の誕生です。

上様がいないからこその院なのは承知してますが、やっぱりあの二人には末長く幸せに暮らしてほしかったなあ・・・。ああまた泣けてきた。

次の翔太くんも悲劇の君主だし、また泣きそうですね、何度も。

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篤姫ーカウントダウン

今号のＮＨＫステラの表紙が堺さんでびっくりしました。田辺さんに載っていない情報だ。あまりに人気が高いから急きょ表紙にした、という感じでしょうか。なんかヤフトピで言われていましたね、「ヒットの影に堺あり」、と。

篤姫は明らかに「親子愛」「夫婦愛」に焦点を当てた脚本が共感を呼んだんだし、「アフタースクール」はＮＡＣＳファンだろうヒットの原因は、と思いますが。だって去年あったもの。「こどくのかけ」、とかの残念な感じ。でも両方に堺さんが出演されたということで、無条件で見ている私はうはうはです。いいものが見られたから。

さて、家定さまに対する篤姫の表情がもう本当に恋する「女」そのもので、なんか目とかキラキラしちゃってるし、口もぽよっとしていて、これが演技なのか、とこれが女優というものなのか、と口がぽかんとなりました。怖いですねプライベートで女優と付き合うのは。知り合いがいないのでよかったです。

対する堺さんは完全に山南さんモード。もうどうして相手が砂羽さんでないのかがむしろ不思議に思えてなりません。それにしても好きだなあ、堺さんの「相手に恋愛感情を抱いている」ときの愛情に満ちた声。着ボイス、とかできねえかなあ・・・。どうですか田辺さん。もしくはＴＶナビのサイトとかで有料配信でも買うな。

こんなによいしょっと持ち上げられたんだから、堺さんそろそろもっと色んな連載を持てばいいのに。演劇ぶっくとか。アクターズスクールとか。八嶋さんの後釜で堺さん版「黄色い薔薇咲きました」とかいって、焼餅をぺったんぺったん公開するといいよ。もしくはお友だち紹介とかでもいい。彼の心の内はなんか濃い青色で、闇の次くらいに見えにくいです。

後ろからぎゅう、と抱きしめて、

それでも足りないとばかりに前からもぎゅう、と抱きしめて、

なんだかもう二人に肉体関係がないのがその美しさに拍車をかけるというか、

篤姫に愛情を持った時にはもう上様には「そうなる」体力がなかったんだろうな、とか、

すごくもどかしかったろうな男として、

とか

とめどなく二人のシーンが頭を巡るわけですよ。ＷＩＴＨ山南ボイスですけど。

今まで苦楽を共にした幾島とも決別の予感だし、本寿院さまは本性見て怖いし、で大奥に味方が少なくなってもなお、篤姫が将軍家を守っていくという今後の展開にひどく説得力を持たされた回でした。

言葉にすると「愛は強い」となり途端に陳腐になってしまうけど。

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篤姫 見得を切った！

久しぶりの篤姫です。

上様ご夫婦が仲睦まじくなっていてびっくりします。奥に行きたくないと駄々をこねていた上様がうそのようだよ。

堺さんの上様は、「うつけを演じている」で収まったようです。自分でも「またうつけを演じてしまった」とおっしゃっています。そこまで心を許せるようになったんだね。いつつならべの成果かな。

上様の正装を見るたびに、ああお内裏様だあ、と思います。今のお雛様は江戸時代にできたから当然なんだけど。だけどあんまりなで肩な人が、もとい華奢な人が将軍を演じているのを見たことがないので、どうしても堺上様がお内裏様に見えてしまうんだなあ。

なんでだろう。

髷が似合いすぎるから、だろうか・・・。

向こうが立って話す気なら、こっちは畳を重ねて対抗だ、はフィクションですよね？この歌舞伎の見得を切った堺さんが、のちに外国で評価されるのかと思うと、人生何がどう転ぶかわかったもんじゃないですね。これは「堂々としていた」という史実に即しての演出なのかどうなのか。

予告ではなんかお目めをまあるくして倒れる上様が流れていました。お別れの日が近いのね。好きなんだけどなあ、この夫婦。

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篤姫 三回分くらい一気に。

将軍様結婚おめでとうございます。

そんな一大事にネットから離れていた、このタイミングの悪さ。いろいろ言いたいことがあるよ！まとまらないので箇条書き風にて失礼仕る。

庭でかくれんぼ。お面を持つ手がでかい。この人は手も足もでかいので、江戸人には見えません。なぜそこでお面をとるのか、かくれんぼ中だろうという突っ込みはしちゃいけないんだろうなあ、やっぱり。それでもお面をとった目がまんまるで可愛かったので満足。将軍様の演技をしている時の、堺さんのぽかんと開いた口の面積が好きです。面積です。マニアック。

庭を駆け回る将軍様。ぴょんぴょん跳ねると３４歳でもかわいく見える不思議。しっかし声高いなあ。どこから出しているんだ。

三回目の結婚式。大あくびの将軍様。奥歯見えてるよ。それより何より八重歯がソーキュートです。思わず英語。

まさにお内裏様にお雛様。可愛いカップルだなあ・・・。

ＴＶジャパンとかで夫婦対談をされると、今年の大河の注目度が高い気がしてふふん、と思います。みんなもっと堺さんを知るといいよ。

ネズミの夫婦の話に食いつくも、いいところで奥さんに寝られてしまう甲斐性なし。世継ぎを嘱望されていて、初夜だというのに布団が二枚あるのに違和感あったんですが、これもしきたりなんでしょうか？それとも後で慶喜派がでてくるとかの伏線？考えすぎですかそうですか。

白い寝間着がいやらしくてぞくぞくします。

「お成り」の声だけでもいやらしくてぞくぞくします。ムッツリすけべ。

秘儀・ネズミ爆弾。篤姫に興味を持たないとわざわざ取り寄せないよね。

側室の、ええと名前をど忘れしましたが「私は上様が好きなのです」にじーんとしました。でも彼が変なのには気づいたほうがいいよ。

次週「ステラ」でやっと将軍様インタビューです。よっしゃ待ってたぜ！毎週毎週次号予告をチェックしていた甲斐がありました。

結婚したということは将軍の余命はあと三か月。その間のドラマが楽しみです。将軍様がどういう風に篤姫を愛するのか、ネズミの話の続きは聞けるのか、ますます目が離せません。異様にクオリティ高いよね、今年の大河は。

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