篤姫ーカウントダウン

今号のＮＨＫステラの表紙が堺さんでびっくりしました。田辺さんに載っていない情報だ。あまりに人気が高いから急きょ表紙にした、という感じでしょうか。なんかヤフトピで言われていましたね、「ヒットの影に堺あり」、と。

篤姫は明らかに「親子愛」「夫婦愛」に焦点を当てた脚本が共感を呼んだんだし、「アフタースクール」はＮＡＣＳファンだろうヒットの原因は、と思いますが。だって去年あったもの。「こどくのかけ」、とかの残念な感じ。でも両方に堺さんが出演されたということで、無条件で見ている私はうはうはです。いいものが見られたから。

さて、家定さまに対する篤姫の表情がもう本当に恋する「女」そのもので、なんか目とかキラキラしちゃってるし、口もぽよっとしていて、これが演技なのか、とこれが女優というものなのか、と口がぽかんとなりました。怖いですねプライベートで女優と付き合うのは。知り合いがいないのでよかったです。

対する堺さんは完全に山南さんモード。もうどうして相手が砂羽さんでないのかがむしろ不思議に思えてなりません。それにしても好きだなあ、堺さんの「相手に恋愛感情を抱いている」ときの愛情に満ちた声。着ボイス、とかできねえかなあ・・・。どうですか田辺さん。もしくはＴＶナビのサイトとかで有料配信でも買うな。

こんなによいしょっと持ち上げられたんだから、堺さんそろそろもっと色んな連載を持てばいいのに。演劇ぶっくとか。アクターズスクールとか。八嶋さんの後釜で堺さん版「黄色い薔薇咲きました」とかいって、焼餅をぺったんぺったん公開するといいよ。もしくはお友だち紹介とかでもいい。彼の心の内はなんか濃い青色で、闇の次くらいに見えにくいです。

後ろからぎゅう、と抱きしめて、

それでも足りないとばかりに前からもぎゅう、と抱きしめて、

なんだかもう二人に肉体関係がないのがその美しさに拍車をかけるというか、

篤姫に愛情を持った時にはもう上様には「そうなる」体力がなかったんだろうな、とか、

すごくもどかしかったろうな男として、

とか

とめどなく二人のシーンが頭を巡るわけですよ。ＷＩＴＨ山南ボイスですけど。

今まで苦楽を共にした幾島とも決別の予感だし、本寿院さまは本性見て怖いし、で大奥に味方が少なくなってもなお、篤姫が将軍家を守っていくという今後の展開にひどく説得力を持たされた回でした。

言葉にすると「愛は強い」となり途端に陳腐になってしまうけど。