GOD DOCTOR感想

仁さんを目当てに行ってきました。

いつものことながら地図なんて用意していない体たらく。よかったよ、駅直通で。

最寄り駅も「京王新線でひと駅だったはず」くらいの軽い気持ちだったよ。辿りついてよかった。

円形の舞台に、上には蔦のからまったパルテノン神殿みたいなセット。

「まーくん」役の仁さんはなんというか、舞台の進行役？要所要所で説明をする役を仰せつかっていたみたいでした。白衣。ビバ白衣。周りの共演者が板尾さんとか松村さんとか華奢な方ばっかりなので、なんだか仁さんががっしりした体形に見える不思議。

軽やかな感じで進んでいくんですが、随所に入るダンスがとっても可愛い。仁さん跳ねてるし。ああこのまま持って帰りたい、と思わせる小動物っぷりでした。いや、１０も年上の既婚男性なんですが。なんでリスとかイタチとか、尻尾の可愛い小動物に見えるんだろう。

「調和」が専門で音叉で人を幸せにするまーくん。

「怒り」専門でつぼ押しで人を幸せにする山下さん。

「本能」が専門でアロマオイルで人を幸せにする松村さん。

「孤独」が専門でヨガで人を幸せにする遠山さん。

「嘘」が専門でお注射で人を幸せにする石田さん（ぶりっこ）。

「ゴッドドクター」になって神様の仲間入りをするため、点数制の研修を行う五人が、板尾さん演じる患者さんを幸せにしようと奮闘する物語。

初日だったので板尾さんの声がなんだか通らなかったり、セリフのテンポが少しずれたり、みんなの表情が硬かったりしましたが、とても好きなお話でした。

カテコでしゃべるかなと思ったけどしゃべらなかったなー。残念。

最後五分でとてつもなく唐突なオチが待っているのですが、ここでは書きません。うっかりしゃべってしまうと多分全然面白くなくなってしまうから。

もしかしたら板尾さんは神様だったのかな、と少し思いました。

ただ板尾さんの演技がとても好きだっただけかもしれません。

板尾さんいいなー。

捕まった人、とか「ごっつええ感じ」の板尾係長とかそんなイメージしかなかったや。

よく見れば色白インテリ風のどストライクの風貌です。

ドＳっぽいし。

一緒に行った方が「鬱っぽくてたまらない」みたいなことをおっしゃっていましたが、まさにその通りだ。

小林さんを経てしまうと、鬱もストライクになるんだな、きっと。

すげえ面白かったのでもう一回行くことにしてしまいました。散財。ちょっとチームワークのよくなった６人が見たいんだ。